今回はお店のインテリアや小物を紹介します。
kitsukiはひとりひとりの髪型にこだわりを持ち仕事をしています。インテリアもそれと同じコンセプトを感じるものを選びました。
デザインの良さと無駄のないコンパクトさ。これがkitsukiの雰囲気をよくしてくれています。
たくさんありますが、ぜひご覧になってください。
duendeのサイドテーブル
ゲストにスマホやピアスを置いてもらうためのサイドテーブルです。
細い鉄の質感と、生活感のない無機質かつシンプルなデザインが魅力です。
kitsukiでは飲み物と雑誌の提供はないため、おのおのお持ちいただいています。マンガを読んでる人もたくさんいます。好きに過ごしてもらえば嬉しいです。
また、美容室でドリンクがあると帰りに寄り道しにくいかなと思っています。周りには美味しいお店がたくさんあるので、ぜひ寄ってこのエリアを楽しんでもらいたいです。
KORI-SHOW PROJECTの畳のソファ
ゲストに少しお待ちいただくためのソファです。こちらも細い鉄のすっきりしたデザイン。
ユニークなのは畳でできているところ。職人がひとつひとつ作っていて、外せば座布団のかわりにもなります。
日本の文化のひとつである畳。これだけ長く愛されているのは、長く使えるからこそだと思います。
ぼくらも長く楽しんでもらえる髪型を作りたいので、その背景にとても共感しております。
アスプルンドとアスクルのコラボロッカー
お荷物を入れるロッカーは見た目重視。スチールロッカーがかっこよく好きで、オフィス感のないものを選びました。
大きい荷物は右に置いてもらってます。ロッカーは見た目よりも奥行きがあるので大きいリュックくらいはいけます。
スチールロッカーってありそうでなく、なかなか探すのが大変でした。どうも職場やジムな雰囲気が出てしまい…
それを解決したのは色味でした。メタリックなグレーは美容室にぴったり。来店したらご自分でしまっていただき鍵をお持ちください。
すべらないMAWAハンガー
荷物同様セルフで上着をかけてもらうため、使い勝手の良さが必要なハンガー。
すべらない落ちないが大事、それでいてデザインも良い。ドイツ製のMAWAハンガーが最適でした。
細くてゴールドが上着をかける度に、なんかいいなと感じてもらえると嬉しいです。
大事な洋服なので、かけるならデザインのいいものがいいですよね。
中川正七商店のコロコロ
洋服についた髪をとるためのコロコロ。金のフレームと革のベルト、木のケースにいれれば外に出しててもインテリアに変わる。
目につくとこに置きにくい課題を解決したデザインがとても素晴らしく思えました。
ゲストに渡すこともあるので、これもどうせなら持って気持ちがいいものがいい。プラスチックの無機質なものより楽しいかなと。
木の経年劣化は味が出てかっこいいので、長く使えそうです。
BOSEのホームスピーカー
店内の雰囲気に欠かせないBGMはBOSEのスピーカーで流しています。できるだけコンパクトで音が遠くまで届くものを選びました。
お店の端にひっそり置いて気づかれないくらいがいいかなと。
ボタンが少なくすっきりしています。全部伝えようとしない感じが素晴らしい。
曲は音楽好きのスタッフがSpotifyで選曲した、ゆったりめのものが多いです。
HARIOの三角フラスコ消毒液
エタノール容器ってどれもプラスチックの容器でいかにも消毒液って感じがするのが気に入らず、薬品なのでフラスコなの入れてみました。
理科室にありそうな感じがなかなかオシャレかなと。
初めて薬品のものを買うのでサイズとかキャップの幅などの専門用語がわからず色々勉強になりました。
フラスコもたくさん種類があり、よくみるとデザインが違ったりして、どんなものも同じなんだなと実感しました。
SHARKのハンドクリーナー掃除機
はくだけでは取れない短い髪があるので掃除機を使います。なかなか存在感が強いので、細めのものを探しました。
せっかくなのでロッカーと同じ色にして統一感を出してみました。
余談ですが、下積み時代に床をはく時は存在感を消してやれといわれてたので、掃除機の存在感も少なくしてみました。
がんがん掃除してるなーみたいな雰囲気は居心地がよろしくないですのでね。
HUAWEIのタブレット
紙の雑誌がないため、タブレットの電子書籍で代用しています。なのでスペックはそこまでいらず見やすいサイズを優先しました。
あとずっとみてると手が疲れるので、できるだけ軽いものを。
当時廃盤になるからとかなり安く買えました。ですが困ることなく使えているので、用途にあったスペックで十分だと感じました。
本でもスマホでもゲームでも、好きなようにお過ごしいただければと思います。
PAYGATEのキャッシュレス決済
スマホみたいな決済端末。金額を入力しセルフで決済してもらっています。kitsukiは受付がないため、持ち運びができるものが最適でした。
現金のレジはロッカーにしまい、どこでお会計すんのという雰囲気になっています。
kitsukiはカジュアルで気軽に来てもらいたいので、いかにも美容室という感じを薄めたいと考えています。
受付がない方がそれを表現できると思い、なしにしております。
タオルウォーマー
「あれなんですか?」と聞かれるNO1のタオルウォーマー。細かい毛が顔につくので最後に拭いてもらうためのものです。
シャンプーをし顔を拭くと風呂上がりのすっきり感があり気持ちがいいです。男性の特権ですかね。
タオルウォーマーは種類が少ないです。飲食店っぽくならないために、見た目でわかりにくいものにしました、ウッド調なら雰囲気にも合いますので。
ちょっとしたところですが、どんなものにもデザインの必要性を感じます。
山本秀明の木のオブジェ
はじめて購入したアート作品。ゲストの父が作家さんで、お店に合うからと展示会に招待してくれたきっかけで購入しました。
数十点展示してある中、ひとめで即決したものです。小さいながらに存在感があり、空間の印象をよくしています。
木を何枚か重ねチェンソーで切ったそうです。異なる細かい木の質感が自然の持つ美しさを表しています。
表現は違えど美容師と作家は同じところがあります。色々な表現から学ぶことは多く、自分たちもそれを高めていきたいです。
視界に入るものだから
kitsukiは髪型をデザインし楽しんでもらう場所です。なので、視界に入る小物がいい方がより楽しんでもらえるかなと考えています。
また美容室は定期的に通う非日常な場でもあるので、生活感のないデザインが合っているのかなと。
インテリアはお店の空間を作る大事なものなのでいいものがあれば取り入れて、よりよい環境にしていきたいなと思います。